【なんじゃこりゃあ】殉職を運命づけられた渋いハゲ刑事をアミダで導く「殉職刑事」がタダのバカゲーじゃなかった件
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- カジュアルゲーム系アプリ学科
- 殉職刑事~アミダにほえろ!~
殉職刑事~アミダにほえろ!~
- カジュアルゲーム系アプリ学科
- 無料
- 開発:NEXENTERTAINMENT CO,.LTD.
- バージョン:1.0.3
- サイズ:35.3MB
※掲載中の価格等の情報は記事作成時点でのiOS版の内容を元に作成しています。
――殉職。
「太陽にほえろ!」に代表されるように70、80年代の刑事ドラマでは主役クラスでさえも殉職者が出るのが当たり前だった時代があった。
主役クラスに殉職者がでることなんてほとんどなくなった今の刑事ドラマなんかぬるいぜ、なんて今は亡き時代を懐かしんでいらっしゃる人も少なくないかもしれない。
そんな昭和のヒーローたちをそのままタイトルに用いたアプリが「殉職刑事」だ。
あんな時代もあったねという思いにふけさせてくれるに違いない!
と、......思いきや。
殉職を懐かしむだけじゃない! 鬼畜な難易度の死にゲーだった
渋いコートにハゲにヒゲとまさしくハードなボイルドを体で表現するようなオジサマがこの物語の主人公だ。
ゲームの内容はアミダだ。
自動で降りてくるオジサマのために、道を作ったり消したりして、誘導してあげればいいわけだが......
「な、なんじゃこりゃぁああ!」
とこっちが叫びたくなるほど、このオジサマはか弱い。
捜査に夢中になって泥沼にハマっては殉職。
犬に追いかけられたあげく、お尻をかじられては殉職。
道端に落ちているあんパンを拾えずに空腹で殉職。
まさしく天から殉職を与えられたオジサマなのである。
しかし、だ。
こう殉職ばかりするということで実は難しいゲームなのである!
こんなことで!と殉職の内容こそ理不尽ではあるが、我々プレイヤーが避けようと努力すればオジサマの悲劇は避けられるわけだ。
しかし、見えない暗殺者が出てきたり、わらわらと毒キノコが生えてくるわと、ステージが進めば進むほど鬼畜な難易度へ――。
1つのステージは複数のマップで構成されていて、マップを移動する際、スタミナを一つずつ消費するのだが、スタミナが少ないとすぐに空腹で殉職しちゃう。
あんパンを拾ってスタミナを回復し、犯人を追い詰めるためにキキコミもしていかなければいけない。あんパンやキキコミを集めるのに夢中で脅威が近づいているのに気付かないこともしばしばある。
殉職すると、経験値を得られレベルが上がり、スタミナの上限は増えていく。
さらに、ポイントをためればアイテムを交換できるので、理不尽な殉職を乗り越えて、オジサマを導いてあげないといけないのだ。
殉職をただのネタとして扱って終わりかと思いきや、鬼畜な難易度の死にゲーになっている。
暇つぶしにダウンロードしたら知らずにそのまま遊びこんじゃう人も多そうと感じさせるアプリでした!
すうやん
不条理なゲームが大好き。挑戦しすぎてこけてるゲームは最高。世界と同じくゲームも不条理でいいと思うんです。
あっ!もちろん面白いゲームも好きですよって言っておきます。そうじゃないとクソゲーライターになっちゃうので。